オルニチンの効果と副作用、1日の目安摂取量など

様々な健康食品・サプリメントの宣伝文句通り、オルニチンには様々な肝臓に対する健康効果が期待できます。

 

オルニチンはその名を冠した解毒のための回路「オルニチンサイクル」を肝臓の中に形成し、これがアンモニアなど毒素の分解の要となるため、オルニチンを十分な量体内に保持しておくことは速やかな解毒と体内環境維持に役立ちますし、肝臓内に入ってきた毒素を短時間で解毒できるということは肝臓への負担軽減にも繋がります。

 

さらにオルニチンは成長ホルモン誘導体でもあるためオルニチンの十分な摂取は成長ホルモン分泌促進に繋がり、成長ホルモンは肝機能を向上させる働きもあるため、結果的にオルニチンを摂取すると短期的に肝機能を高める効果もあるのです。

 

オルニチンはアミノ酸の一種ですので、その安全性などの性質も他のアミノ酸に準ずるとされ、極めて安全性の高い栄養素だと考えられています。実際に副作用の報告などはなく、現実的に摂取可能な量では過剰症や副作用が問題になることはないでしょう。

 

ただしサプリメントからオルニチンを摂取する場合、オルニチンのみのサプリメントならば良いのですが、他の成分も一緒に含まれているサプリメントの場合は他の成分の過剰症や副作用がないかどうかは気をつける必要があります。基本的には、オルニチン自体は安全性が高くてもサプリメントの利用には用法・用量をきちんと守ることが重要です。

 

オルニチンの必要量は主に食生活によって大きく変動するとされています。というのは、オルニチンはアンモニアなどの解毒に直接使われるからであり、体内でアンモニアを大量に生成するような肉中心の食事を行うと、その分だけオルニチンを消費してしまいます。

 

また酒飲みの方も同様です。それらも踏まえて一日の摂取量としては500〜1000mgが目安となります。オルニチンを大量に消費するような食生活を送っている方は、意識して多めにオルニチンを摂取すべきといえます。