タウリンの効果と副作用、1日の目安摂取量など

タウリンは元々人間の体の様々な部位に含まれている成分であり、体全体に存在するタウリン総量は成人ならば数十gに上り、外部からの補充の必要性も、またそれによる安全性の高さも確かだと考えられています。

 

タウリンが生体内でもたらす作用は具体的に挙げれば非常に多岐に渡りますが、総じて体の恒常性を保つような働きを行うと言えます。人間は例えば体温や血圧、体液のpHなどを外的要因があっても一定に保つ高度なしくみを持つことで、高度な身体機能を実現しています。

 

この体内環境を保つ仕組みが恒常性であり、タウリンは恒常性維持に欠かせない成分だと言われています。具体的な働きは特に肝臓に関連が深く、肝機能の向上・肝細胞の修復・細胞膜の安定化など肝臓に様々な恩恵をもたらします。その他に血圧を低く保つ働きを強めたり、高い血中脂肪を下げるなど血液に対しても改善効果をもたらします。

 

タウリンは前述の通り、元々体の中に大量に存在する成分ですので、過剰症も副作用も常識的な量ならばほとんどないものと考えられています。

 

少なくとも数g程度の摂取量ならば全く問題ないとされており、タウリンの摂取必要量は多くて1日1g程度までとされていますので、食事からの摂取量を見込んでもサプリメントなどの利用は安全だと考えて差し支えないでしょう。動物実験の結果では体重1kgあたり数gといったレベルの大量摂取で毒性が確認されています。

 

タウリンは恒常性維持に用いられるため、必要量はその人の健康状態や生活習慣に左右されます。特に肝臓の修復のために多く消費されるために、肝臓に問題を抱えている人は多めに摂取する必要があるといえます。

 

目安摂取量はおよそ400〜1000mg/日とされていますが、前述の通り常識的な範囲であればほぼ過剰症は生じないとされるため、しっかり1000mgを目安に摂取していくことで肝臓を中心にタウリンによる健康効果を最大限受けることができるでしょう。